とある日、九州でげんじつを見た話し

例年と比較すると過ごしやすい気候が続いておりますね。
最近見た天気予報では3月並みの気温が続いているとのことでした。
 
これによる影響はというと、消費者の皆様が想像している以上に、天候による需要の増減が有り、メーカー様は欠品による機会損失と在庫過多による資金繰りに翻弄されております。
 
そのような季節商材によるお困りは、是非弊社にご相談ください。
中長期的な天気予報ですが、年々正確性が上がっており、季節商材の販売数見込みが立てやすくなっております。
また、弊社独自の目線と数値による客観性の高いデータで季節商材の数出しをお手伝いします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 
真面目な話はほどほどに、冬のお話を。
九州方面へ出張に参った際、素敵な景色を見つけました。
皆さまは下部の写真のような空を見かけたことは有りますか?

商談が終わり、西の空を見上げると...
右が太陽です。
左に見えるのが幻日(左幻日)です。虹ではありません。

後部座席からモーション撮影したので、被写体がずれてしまっています...

 実はこれ、「幻日」と書いて『げんじつ』と読みます。
太陽の横で虹色に輝く現象が、まるでもう1つの太陽があるように見えることに由来しています。
空高くに巻積雲の広がっているときに見られることが多く、太陽と同じ高さに現れます。
月でも見られるようですが、こちらはレアのようです。

ちなみに太陽の右側に現れる幻日は「右幻日」、左側の幻日は「左幻日」と呼ばれるようです。

これは雲を形成する氷の粒によって、太陽や月の光が屈折・反射・回折する大気光象によって引き起こされる現象です。
光の波長ごとに屈折率が異なるため、虹のように色が分かれて見えるようです。

寒い時期にしか見られない、貴重な景色を見ることが出来て大変満足でした。
四季のある日本に住むことが出来る素晴らしさをまた一つ感じ取ることが出来ました。
これからも季節指数としての数値だけではなく、自然の美しさや季節の移り変わり、季節に合わせた文化や芸術など、さまざまな点を幅広い視野で捉えていきたいと思います。

代表取締役 池田

【2025年】新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中(昨年中)は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
本年はより一層サービスの向上に努め、
皆様のご商売に貢献出来ますよう邁進する所存です。

本年も変わらぬご愛顧の程、何とぞよろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 弊社としては、2025年3月末には3期目の決算。そして4月からは創業4年目を迎えます。

ここまで来れたのも、私どもの思いにご賛同頂いた、多くの方に支えられたおかげでございます。

 時代の流れや環境の変化もあるかとは思いますが、初志貫徹な精神を持ち、経営理念の追求ができればと存じます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 さて、私事ではございますが、卒業校である”愛媛大学附属高等学校”3期生同窓会に参加してまいりました。

3期生の代は30歳を迎え、成人式からも10年とひとつの節目となりました。

成人式から一度も会えていなかった友人とも再開でき、お互いの成長を目の当たりにし、刺激を受けることが出来ました。

一方で変わらぬ面も有り、当時の思い出が多数よみがえりました。ここまで育ててくれた関係者各位に感謝の気持ちでいっぱいです。

 おみくじのように堅苦しいお話を長々と続けていては、飽きられてしまうかと思いますので、お正月らしいこととして、伊予路巡りをした写真を少々UPいたします。

 伊予とは、かつての行政区分である令制国の一つで愛媛県にあたります。
その中で、今回はとある協会に「美しい日本の歩きたくなるみち500選」と選出された路を巡ってまいりました。

◇軽之神社・軽太子の塚
 紀元435年、允恭天皇の皇太子木梨軽太子と軽大朗女の兄弟を祀る。
 『古事記』によると、軽太子は同母の妹 軽大朗女と許されぬ恋におち、太子は伊予の湯に流された。姫は恋しくてたまらず追いかけて来たが、二人はついに「自ら共に死にたまひき」とある。『日本書紀』では、軽大郎女が先に流されたとある。
 村の人たちは二人の霊を哀れんで神社を建て毎年四月二八日に祭礼を行っている。
 軽太子と軽大郎女を祀った比翼塚がこの東の山裾にあり、その側に二人の詠んだ歌を刻んだ歌碑が建てられている。
 引用『俳句の里 松山』 松山市教育委員会

 歌碑には「天飛ぶ鳥も使ぞ鶴が音の聞えむ時は我が名問はさね」(空を飛ぶ鳥は使いだ。鶴が鳴くときは私のことを尋ねてくれ。)と、軽大郎女の「君が行きけ長くなりぬ 山釿の迎へを行かむ 待つには待たじ」(お迎えにまいります。待ちきれません。)を並べて刻んだ歌碑が建立されている。
 なお、「山釿」とは、植物のニワトコのことで、「山釿の」は「迎へ」の詞となっている。

 軽之神社隣にある「姫池」ではアオサギが、傾き出した陽に照らされた青空を見上げながら佇んでおりました。彼が”天飛ぶ鳥”なのでしょうか。
 
 比翼塚の山茶花は既に見頃は終わっておりましたが、春には桜が立派に花を付けることでしょう。

代表取締役 池田